髑髏城の七人 上弦の月 1/14(日)18:00

初上弦。ツイートに書き散らかしたもののまとめ。上弦と下弦があまりに違いすぎて途中笑いそうになるくらい楽しかった!

とりあえず早乙女太一が格上すぎてビビった…。1人桁違いじゃないですか。そんなに自分の体をうまく使えるもの?自分の体みたいにマントを捌けるもの?拡樹くんもマント捌き上手くなってきたと思ってたけど、早乙女太一見ちゃうと物足りたくなっちゃいそう。早乙女太一すごい…もう語彙がない…すごい…。何という天魔王なの。口説きシーンの前に天魔王様がお付きの女を椅子にしてるわ、剣布の顔をマントで隠して椅子にしててマントの下で何やら蠢いてて、マント外したら剣布が恍惚の表情だし。マント捌きも扇子使いも眼を見張る程に美しい。殺陣は言わずもがな。もう本当にすごい。早乙女天すごい。エゲレスからの手紙読んで生駒に縋り付いた時は「えっ」て声出しそうになったわ。天魔王と生駒の関係性が全く違う。台詞そのものにはほとんど違いが無いのにここまで違う関係性なの驚きしかない。
早乙女天は子供なのね、幼稚とかより本当にただの子供。蘭を斬った後に駆け込んできた捨之介見て頭掻き毟るとことか、鎧を剥がされて自分の体抱き抱えるとことか。すごい解釈ですごい表現だ…。

口説きシーンの口移しのエロさが凄まじかった…。あんなにオラオラしてる三浦蘭兵衛が髪掴まれながら早乙女天に縋るって官能的すぎる。早乙女天の殺陣がすご過ぎて、すごさを表す語彙が無いんですが、速くて綺麗でしなやかで軽いのに重くて、何よりちゃんとしっかり斬ってる。早乙女太一の殺陣、永遠に見てたい…。鳥髑髏でもすごいって思って見てたけど、鳥は相手が森山未來だったもんで速すぎて何が起こってるかわからないレベルだったんだな…。あれに比べればまだ見えるスピードだったから、ポンコツな私でもどれだけすごいか少しはちゃんと見えたんだ…。

上弦見るまでは、早乙女太一が天魔王なんて絶対無敵じゃん誰も勝てないでしょって思ってたのに、蓋を開けてみたらあんなお子様な天魔王で、してやられた感あるし役者ってすごいしこれだから芝居って面白い。

ラストの捨天の殺陣、鎧を剥ぐのものすごくスムーズで…下弦と何が違うのかな…。福士捨なのか早乙女天なのか、殺陣の合間で観客に気付かせずに少しずつ鎧を取りやすくしていくのが抜群にうまかった。下弦はまだちょいちょい段取りの間が見えちゃうんだよね。

須賀兵庫も上弦と全然キャラが違ってて、可愛くて愛すべき兵庫でとても好き!高田太夫との関係性も違っていて、台詞も結構違ったね。最後の俺は足が速いから、すぐに太夫を追い抜くって台詞もすごく良かった。無界屋襲撃で泣き崩れる須賀兵庫を高田太夫が平手打ちした後に抱き締めるのすごく泣けた。上弦の2人の関係性が良く分かるけどとても悲しいシーン。須賀兵庫がとてもおっとぅを好きな子なのも良かったな。お母さんが早くに亡くなって、村を飛び出すまではきっとおっとぅと仲良く暮らしてたんだろうという感じがした。

上弦1回しか見ないつもりだったけど…増やしたいなぁ…早乙女天に脳髄ブン殴られたわ。